私的DCT論(1) 〜ドリよ、どこへゆく?
DCTの紡ぎ出す音楽に乗せられる言葉にはある一つの共通性がある。
−それは「愛」。
作品によって描かれる様々な形はどうであれ、
それらは皆一貫して「愛」をテーマに詩われているのである。
デビュー以来、変わる事無く「愛」にこだわり続けたDCTの世界。
しかしそこで歌われる内容に、重ねられてゆく年月は
やはり変化をもたらしてゆく。
当論では、DCTの描く「愛」の
世界の変遷について、独自の視点から幾つかのコンセプト毎に
触れていきたいと思う。
〜ドリよ、どこへゆく?