○一月第一週〜六月第四週
○一月第一、二週(1)−何を根拠に。
<福寿草特別・デムーロ騎手ダイイチダンヒルにて1着>
「切れる脚を持っているよ」
‥‥ドロンコ積雪馬場に加え、上がり3Fは37秒後半程度なんですが。
○一月第一、二週(2)−役割。
<三歳新馬・武英騎手ケイエムライダーにて6着>
「思っていた通りスタートが一息だった。まだ新馬だし、使いつつレースを覚えてくれれば」
‥‥解ってたんなら、最初から気をつけようね。
○一月第三週−そりゃあねえ。
<若駒S・武幸騎手エイシンウィザードにて3着>
「一勝馬だけど、オープンでも十分やれますよ」
‥‥この時期は大半が一勝馬。
そういえばオースミコンドルとかいう
似たようなのもいましたねえ。
○一月第四週−そんな事言われても。
<根岸S・武幸騎手ブロードアピールにて3着>
「あと200mの所で足が上がってしまった感じ。この距離はちょっと長いのかも」
‥‥ダート1400m戦でこのコメント。となると、もう勝てるレースはないって事に…?
○二月第一週−ちょっと待て。
<シルクロードS・飯田騎手イソノウィナーーにて4着>
「勝ち馬の後ろにつけて、前さえ開いたら、という状態にまでもっていったんだけど
相手があんなに切れるとはねえ」
‥‥上がり3ハロン、あなたの方が速かったんですけど。
○二月第二週−スミヨン〜〜!!
<火の山特別・スミヨン騎手サンライズダイヤにて4着>
「中団より少し前に、という指示だったんだけど…」
‥‥16頭立てで2番手って!(それも一番人気)
○二月第三週−とどのつまり。
<フェブラリーS・村山騎手サンフォードシチーにて4着>
「位置取りも思い通りだったし、力は出し切っている。時計的には
確かに走れない事はないけど、流れもあるからねえ。敗因はこれといってありません」
‥‥だから「あなた」って事になるんでしょ。
○二月第四週−思惑違い。
<四歳上未勝利・山本騎手ウイニングシャトルにて2着>
「4コーナーで前から下がってくる馬がいたので外に出したが、
勝ち馬にはうまく内をつかれてしまった」
<同レース・田中剛騎手シンボリメロディーにて1着>
「直線で追い始めたら内にササってしまったが、勝てて良かったよ」
‥‥知らぬは本人ばかり也。
○三月第一週−的外れな見解。
<中京記念・芹沢騎手マイシーズンにて8着>
「もっとグチャグチャの不良馬場になれば芝でも走ってくるよ」
‥‥どっちにしても「芝適性は無い」って訳ね。
○三月第二週−沈黙。
<大阪城S・藤田騎手フサイチゼノンにて12着>
「道中はソコソコついていけたが、そこからの行きっぷりが…
良い時は馬なりであがっていけただけにねえ」
‥‥森さん、黙ってた。
○三月第三週−自分との戦い。
<若葉S・池添騎手タイムトゥチェンジにて5着>
「具合は徐々に良くなってきているよ」
‥‥距離も徐々に長くなってきてますけどね。
○三月第四週−解ってたんなら。
<マーチS・内山利騎手ベラミロ―ドにて15着>
「途中でスマートボーイが来た時に、このまま絡まれていたら
ツブれるだろうなと思っていたが、本当にそうなってしまったね」
‥‥何とかしなさい、何とか。
○四月第一週−王者の実力。
<大阪杯・和田騎手テイエムオペラオーにて4着>
「あの展開では途中で動かざるを得なかったしね。
よく伸びてはくれたんが、やはり最後でバテてしまった」
‥‥でも同時に動き出した、あなたの20分の1くらいしか
本賞金のない馬(=アドマイヤボス)にも競り負けてましたよ。
○四月第二週−勝てば官軍。
<飛鳥S・四位騎手ロードキーロフにて1着>
「躓いたのは僕のせい。
それでも勝ってくれるんだから偉い馬だよ」
‥‥負けてたら絶対言わないだろうに。
○四月第三週(1)−「+10kg」
<難波S・福永騎手マルカキャンディにて11着>
「体が成長して大きくなっていたのは、収穫だったよ」
‥‥単に太め残りだっただけじゃあ…
○四月第三週(2)−この言われよう。
<同レース・武英騎手ミラクルオペラにて15着>
「皆が引っ張っている所でも追い通し」
‥‥あんまりだ!
○四月第四週−惨敗。
<アンタレスS・中舘騎手アイランドオオジャにて16着>
「これだけ負けるとハンデ云々は関係ないよ」
‥‥でも2番人気。
○四月第五週(1)−いつものヤツ。
<天皇賞(春)・渡辺騎手ナリタトップロードにて3着>
「自分のイメージ通りに乗れたから、内容は問題じゃないと思う
雨のせいで馬場がパンパンでなかった事だけが本当に残念」
‥‥いや、敗因は絶対にそれだけじゃないと思う。 こうなるの、解ってたけど。
○四月第五週(2)−ユタカだから。
<同レース・蛯名騎手エアシャカールにて8着>
「豊が乗ったから勝ってたとだけは言わせたくない」
‥‥実際、そうだったからね。
○五月第一週−何、色気出してるの?
<NHKマイルC・武幸騎手スティーマーにて10着>
「内で包まれたくなかったから仕掛けていったんだけど、
ムキになってしまった分、最後に伸びてくれなかった」
‥‥普段はいつも、神頼みで内が開くのを待ってるくせに。
○五月第二週−注文の多い料理店。
<京王杯SC・後藤騎手ゴールドティアラにて7着>
「最後は伸びてくれているし、芝でも問題ないんだが、どうしても展開に注文がつくね」
‥‥騎手にもね。
○五月第三週−上がり3ハロンは勝ち馬と同タイム。
<オークス・橋口師ローズバドにて2着>
「直線でテイエムオーシャンを交わした時は一瞬やったと思ったほど。
あれだけの脚を使った勝ち馬をほめるべきだろうね」
‥‥早仕掛けで脚の使い所を謝った鞍上を責めるべきだと思いますよ。
○五月第四週−忍び寄る早熟味。
<日本ダービー・武豊騎手クロフネにて5着>
「直線は全く伸びてくれなかった。馬場もそれほど悪いと思わなかったし、ちょっとわからない」
‥‥その割にはレース前不安そうだったですよね。
○六月第一週−大外郷愁。
<愛知杯・宝来騎手タイキポーラにて6着>
「最後の直線に入る時に外をまわらされてしまったからねえ」
‥‥最初からずっと外周りだったくせに。
○六月第二週−「鼻」出血。
<3歳500万下・松永幹騎手ジエージェントにて11着>
「鼻出血を起したみたい。肺から大量に出ていたからね」
‥‥鼻出血ってそういうものだったの!?何か意味がよく…??
○六月第三週−様変わり。
<プロキオンS・小牧太騎手トシザミカにて3着>
「終いもシッカリ伸びてくれたし、返し馬の時も引っ張りきれない手応えだった。
この馬はいつもこうなんですか?」
‥‥だったら13番人気にはなってないよね。
○六月第四週−それが不満って言うんでしょ。
<宝塚記念・服部師ミッキーダンスにて12着(最下位)>
「乗り替わりは別に鞍上に不満がある訳じゃなくて完全に私の我侭。
怖いくらいにデキがいいから、とにかく納得のいく宝塚記念にしたかったんだ」
‥‥納得いきましたか?