●山本康志騎手 通算50勝達成記念〜康志、明日に架ける橋
「好きな騎手は?」と問われれば、迷わず岡部さんを一番に挙げる私だが、
次点に推すのは何を隠そう山本康志騎手(以下は「康志」表記:敬称略)だったりする。彼の魅力を端的に語るのは非常に難しい。あ、勿論「20代前半の若さで何でもうフリーなの?」だとか「にもかかわらず藤沢厩舎や伊藤正・相沢厩舎等の名門と繋がりがあるのは何故?」だとか、中谷騎手との叩き合いで負けたりだとか、何気にタイキブライドルやウメノファイバーに乗ってたり
して勝てなかった事なんかも十分ポイント高いんだけど。
という事で今回はそんな彼が先日達成した中央競馬通算50勝達成のお祝い代りに、康志の活躍の場の一つでもある障害レースに注目して、騎手・山本康志の更なる魅力を探っていきたいと思う。
―以下は昨年行われた障害Gレースの内、康志が騎乗したものである。
○中山グランドジャンプ
ケイティタイガー号(14番人気/11着)
ハイライト:
ポレールを子供扱い。
○京都ジャンプS
コバノスコッチ号(13番人気/7着)
ハイライト:
お手馬のヨイドレテンシ(10人気)に先着される失態。
○東京ハイジャンプ
ヨイドレテンシ号(8番人気/5着)
ハイライト:
人気のエーピーランドやオラクルハワイアンをものともせず炎の掲示板get!
昨年一番の見せ場はこれ?
○東京オータムジャンプ
ファンドリロバリー号(7番人気/6着)
ハイライト:
トップハンデ(63.5kg)のメイショウワカシオ(10着)に次ぐ
63kgの酷量を背負っての激走、場内感涙。
ここでまず年頭に置いてもらいたいのが、昨年の康志は二度の落馬負傷等で
一年間フル騎乗する事が出来なかったという点。
それでいて、重賞レースにこれだけ騎乗している(障害の重賞は全部で9レース、康志はその内のほぼ半分に出走した換算になる)というだけでも評価したい所なのに、彼は何と上記の出走レース全てで、騎乗馬の人気を上回る成績を残しているのである。素晴らしい…特にケイティタイガーとかヨイドレテンシなんかは、その年齢を考えただけで怖い存在だというのに…
これで康志の凄さを多少は垣間見る事が出来ただろうか?彼は乗せればやってくれる騎手なのだ。ここの所騎乗馬が少ないのが不憫でならぬが、私はずっと応援しているよ。それ行け、康志! 踏ん張れ、康志!ここさえ超えれば輝ける明日が君を待っている…筈だ。
―続く?