今回は、
通常のミスチル論の枠を出て番外編の形を取り、
純粋に桜井君の描く詞の世界そのものに注目したいと思う。
私の独断と偏見で取り上げられた、
数ある楽曲の中の一部に触れる事で
彼の描くわずか一行程の言葉の中に潜む、
深い深い真理を探ってみて欲しい。
と、いう訳で第一回となる今回はアルバム『Atomic Heart』から−
『DANCE DANCE DANCE』
・正義をまとって売名行為
・落ちる定めのヒットチャート
・グラビアの彼女に恋をして 一目会って 嫌気がした
・満ち足りた マニュアルにそった恋の中 もがいてる 将来有望な僕らがいるよ
『ラヴ コネクション』
・ 高飛車なフリして結構 お世辞に弱いね
・ なんだかんだ言ったって 老いてく君の美貌も
『雨のち晴れ』
・不景気のあおり受けて 社内のムードは緊迫してるから 僕一人が浮いてる
・優秀な人材と勘違いされ あの日の僕はただ
『Round About 〜孤独の肖像〜』
・ 感情の通わない口先だけのコミニュケーション
−既にこの時点で、現在のMr.Childrenの原形が
表出し始めている事がお解り頂けるだろう。
果たして皆さんは何をお感じになっただろうか?
今回はここまで。